夏野菜のトマト煮
かみかみ期・離乳後期(9ヶ月から11ヶ月頃)
太陽の光をたっぷり浴びて、目にも鮮やかな赤や黄色、緑に育った夏野菜はこの時期ならでは!
それぞれの野菜の色には、それぞれ違った栄養成分が含まれ、ビタミン類や食物繊維も豊富。そんな夏野菜をおいしく料理して、赤ちゃんにも食べさせてあげましょう。
● 材料(2人分)
玉ねぎ
1/4個
赤、黄パプリカ
各1/4個
ズッキーニ
1/2本
オクラ
3本
カボチャ
1/8個
トマト
1個
オリーブオイル
小さじ1
● 作り方
1.玉ねぎはみじん切り、トマトは湯むきし、1cm程度の角切りにする。その他の野菜は5mm角にカットしておく。
2.鍋、もしくはフライパンに玉ねぎを入れ、しんなりするまで炒める。
3.カボチャ、パプリカを加えて軽く炒め、トマトを加える。弱火にし、トマトの水分で炒め煮にする。
4.カボチャが柔らかくなったら、オクラ、ズッキーニを加え弱火で2、3分柔らかくなるまで煮る。
5.粗熱を取り、盛り付ければ出来上がり!
- フードスタイリスト吉田 美生(よしだ みお)
調理のポイント
野菜の調理方法
トマトによって水分の量にはばらつきがあります。水分が少ないトマトの場合、焦げ付いてしまうこともあるので、途中で水を少量加え、焦げ付かないよう、時々木ベラなどでかき混ぜましょう。
野菜を刻むのはちょっと大変…。そんな時はフードプロセッサーを使用して下さい。それぞれの野菜をフードプロセッサーでみじん切りにし、同じように調理すればOK。まだ固形物を食べ慣れていない赤ちゃんにも安心ですし、野菜を煮る時間も短縮できます。
暑い夏の時期、汗をかきやすい赤ちゃんは、とりわけ体の水分が不足しがちになります。水分が不足すれば便秘気味にもなりやすいので、飲料で補給するのはもちろん、水分を多く含んでいる夏野菜を上手に活用しましょう。 夏野菜には、水分以外にもビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれているため、赤ちゃんの夏バテ予防、便秘解消に効果的です。
大人が楽しむには…
トマト、玉ねぎ以外の野菜はアレンジ可能です。冷蔵庫の残り野菜を使っていろいろ試してみて下さい。冷蔵庫で3、4日間は保存が可能です。
また、大人が食べる際は、ガーリックオイルをかけたり、チーズをかけてオーブン(トースター)で表面を焼いたりすると味に深みが出て、しっかりした野菜料理に変身します。
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