空豆リゾット
もぐもぐ期・離乳中期(7ヶ月から8ヶ月頃)
離乳食の基本でもあるおかゆですが、「そろそろ卒業?」「たまには違う味にも挑戦させてみようかしら?」と思ったら、リゾットはいかがでしょう。
季節の野菜を加え、ベーコンで少しコクをプラス。きっと赤ちゃんも気に入ってくれるはずです。
● 材料(2人分)
玉ねぎ
1/4個
空豆
6本
スライスベーコン
1枚
米
1/3合
オリーブオイル
大さじ1
水
300cc
塩
適量
● 作り方
1.空豆は、皮から出して薄皮をむく。
2.玉ねぎをみじん切りにする。
3.鍋にオリーブオイルと玉ねぎのみじん切りを入れ、火にかける。
4.玉ねぎがしんなりしてきたら、ベーコン、米を加え、焦げないように弱火で炒める。
5.水を加え、軽く塩をする。沸騰したら、弱火で約10分程煮る。
6.ベーコンを取り除き、空豆を加え、さらに約3分弱火で煮る。
7.盛り付ければ出来上がり!
- フードスタイリスト吉田 美生(よしだ みお)
調理のポイント
赤ちゃん用リゾットのポイント
ベーコンはコクを出すために加えてあるので、途中で取り除きます。赤ちゃんには少し心配という方は入れなくてもOK。ベーコンの替わりに市販のブイヨンや粉チーズ等を加えるのもおすすめです。赤ちゃんそれぞれの成長や体調に合わせて、アレンジしてみて下さい。
赤ちゃん用リゾットのポイントは、水を多めに加え、お米が柔らかくなるまでしっかり煮ること。途中で焦げそうになったら、お湯もしくは水を足しましょう。
反対に大人が食べる際は、お米の芯を残して火を止め、最後に粉チーズを加えて軽く混ぜまれば、本格リゾットの出来上がりです。
空豆の栄養
空豆は食物繊維の他、ビタミンC、B群、カリウム等のミネラルがバランス良く含まれています。香りもそれほど強くなく、苦みもないので、赤ちゃん向きな野菜の一つとも言えるでしょう。
空豆の替わりに、グリンピース、ブロッコリーなどでも代用が可能。いずれもビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含み、苦みのない野菜です。
赤ちゃんには基本的に苦い野菜はNG。苦味成分は体内に溜まった毒素を排出すると言われており、赤ちゃんには排出する毒素がないため必要なく、むしろ異物として感じてしまうそうです。
大きくなれば食べられるようになってくるので、時期を見て苦みの少ない野菜を少しずつ離乳食にも取り入れて、野菜の好きな子供に育つよう、気をつけてあげましょう。
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