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さつまいもボーロ

さつまいもボーロ

かみかみ期・離乳後期(9ヶ月から11ヶ月頃)

今回は、秋の味覚、さつまいもを使ったお菓子をご紹介します。
おやつが大好きな赤ちゃんにはうれしい手づかみメニュー。
材料も少なく、さつまいもを潰して丸めるだけと作り方はとっても簡単ですので、忙しいお母さんも是非挑戦してみて下さいね!

材料(約30個分)

基本の材料

さつまいも

1本(約150g)

きび糖

大さじ2~3

スキムミルク

大さじ4

サラダ油

大さじ2

作り方

1.さつまいもを洗い、ラップで包み、500Wの電子レンジで約3分間加熱する。

さつまいもの大きさによって加熱時間はそれぞれですが、竹串をさしてスッと通れば、中まで火が通っています。

さつまいもを洗い、ラップで包み、500Wの電子レンジで約3分間加熱する。さつまいもの大きさによって加熱時間はそれぞれですが、竹串をさしてスッと通れば、中まで火が通っています。

2.さつまいもの皮をむき、フォークの背の部分を使ってつぶす。

さつまいもの皮をむき、フォークの背の部分を使ってつぶす。

3.きび糖、スキムミルク、サラダ油を加え、手で練るように混ぜる。

きび糖、スキムミルク、サラダ油を加え、手で練るように混ぜる。

4.直径1cm程度に丸め、120度のオーブンで30分ほど加熱する。

直径1cm程度に丸め、120度のオーブンで30分ほど加熱する。

5.焼き上がって、粗熱が取れれば出来上がり!

焼き上がって、粗熱が取れれば出来上がり!

フードスタイリスト吉田 美生(よしだ みお)1973年東京生まれ。都内レストラン・カフェで料理人を勤めながら、フードコーディネーターとして、『anan』『VERY』『Tarzan』等のレシピ制作で活躍。

調理のポイント

さつまいもの食感を楽しんで

今回はさつまいものほくほくとした口当たりを活かすために、卵、牛乳等の水分を加えていません。
そのため、水分が少なく丸めづらい時は、指先でおにぎりを作るようなイメージで軽く押しながらまとめ、最後に手の平でお団子にするように丸めると、きれいな形に仕上がります。

オーブンがお家にない方は、トースターで焼いてもOK。
トースターはオーブンのように120度と低温の設定ができないため、焼き時間は10分程度でOK。レシピでは低温でじっくり焼いているため、全体の水分が徐々になくなり、ほっくりとした仕上りになりますが、高温で焼くトースターの場合、表面がさくっと、中はしっとりとした焼き上がりとなり、また違った食感になります。歯が生え始めてきた赤ちゃんなら、どちらでも十分食べられる柔らかさですので、忙しい時など、トースターでサッと焼いても構いません。
さつまいもの食感を楽しんで
今回のレシピでは、さつまいもの食感が楽しめるよう、ボーロの中心部は半生の状態です。焼き上がって粗熱が取れたら冷蔵庫に入れ、なるべく2、3日中に食べきるようにして下さい。

また、簡単に作れるように、さつまいもをつぶす際はフォークを使用していますが、つぶし残しがどうしても気になるという方は、ザル等でこしてから砂糖、スキムミルク等を加えて下さい。フードプロセッサーをお持ちの方は、フードプロセッサーを使ってもOKです!

さつまいもの栄養

さつまいもの主成分は炭水化物で、主食にしても十分なほどのエネルギーを持ちます。また、繊維質が多く、腸の中で水を吸って膨らむ水溶性食物繊維も比較的多く含まれますので、赤ちゃんの便秘解消にもってこいの食材です。

炭水化物の中には、甘味成分のショ糖も含まれていますが、品種や産地などにより甘さはそれぞれです。使用するさつまいもによって砂糖の量は調節して下さいね。
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