大豆とひき肉のトマト煮
1歳から1歳6ヶ月頃
今月の便秘解消離乳食は「大豆とひき肉のトマト煮」。大豆には便秘解消に役立つ成分がたくさん含まれています。アレンジの幅が広いので小分けにして冷凍しておくと便利です。成長に必要なたんぱく質。肉、魚、卵、牛乳・乳製品に加えて、豆・大豆製品も食生活にとり入れましょう。たんぱく質は植物性と動物性を1:1の割合で摂取するのが理想です。
● 材料(作りやすい分量)
大豆(ゆで)
50g
合びき肉
30g
たまねぎ
1/4個
サラダ油
小さじ1
トマト缶(カット)
50g
水
50c
濃口しょうゆ
少々
※材料の写真に水と濃口しょうゆは含まれておりません。
● 作り方
1.たまねぎはみじん切りにする。
2. 鍋にサラダ油をしき1. を入れて弱火~中火でじっくり炒める。
3. 2. に、大豆、合いびき肉、トマト缶、水を加え、汁気がなくなるまで煮て濃口しょうゆで味を調え、器に盛れば出来上がり!
同じ材料で作れる大人向けの便秘解消レシピはこちら
- 健康ライター・管理栄養士志水あい(しみず あい)
調理のポイント
シンプルな味のおかずはアレンジ自在
汁気がなくなるまで煮ると、たまねぎの甘みやトマトの旨みが詰まっておいしくなります。ほんのり濃口しょうゆで味をつけているので、洋風にも和風にもアレンジしやすいおかずです。
おすすめは、洋風ならドリア。やわらかく炊いたごはんにのせて、パン粉を散らしてオーブントースターで焼けば出来上がりです。和風なら、のり巻きはいかがでしょう。手づかみ食べがしやすくなります。ほかにも、コロッケやオムレツの具にしたり、牛乳やフォローアップミルクを加えて煮るとミルクミネストローネになります。
大豆食べて食物繊維を摂ろう!
大豆には便秘の予防・解消に効果的な食物繊維が多く含まれています。その量は、食物繊維が多い食品としてよく例にあげられるごぼう以上! 100gあたりの含有量は、ごぼう(ゆで)6.1g、大豆(ゆで)6.6gです。
噛む力がまだ弱い赤ちゃんは、ごぼうを食べるのが苦手です。それに比べると、大豆はやわらかくゆでれば舌でもつぶせるくらいのかたさになるので赤ちゃんでも食べられます。
また、整腸作用が期待できるオリゴ糖も含まれているので、食物繊維の効果とあわせてよりよい腸内環境づくりに役立ちます。
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