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しらすとレタスのくたくた煮

しらすとレタスのくたくた煮

もぐもぐ期・離乳中期(7ヶ月から8ヶ月頃)

今回は、たんぱく質と一緒にミネラルやビタミンも摂取できるしらすと、食物繊維が摂れるレタスのレシピです。赤ちゃんの成長に合わせて、作り方を調整してあげて下さいね。

材料(作りやすい分量)

基本の基本の材料

レタス

1/8個

しらす干し

10g

濃いめのかつお昆布だし

50cc

作り方

1.レタスは洗って水気を切り、粗いみじん切りにする。しらすはゆがいて塩抜きする。

レタスは洗って水気を切り、粗いみじん切りにする。しらすはゆがいて塩抜きする。

2.小鍋に、濃いめのだしとレタスを入れて弱火にかけ、食べやすい柔らかさになるまで煮る(煮汁が足りない場合は水を少し加える)。

小鍋に、濃いめのだしとレタスを入れて弱火にかけ、食べやすい柔らかさになるまで煮る(煮汁が足りない場合は水を少し加える)。

3.2.に塩抜きしたしらす干しを入れてひと煮立ちさせ、器に盛れば出来上がり!

2.に塩抜きしたしらす干しを入れてひと煮立ちさせ、器に盛れば出来上がり!

同じ材料で作れる大人向けの便秘解消レシピはこちら

健康ライター・管理栄養士志水あい(しみず あい)「やり方さえ知っていれば、こどもも大人も誰でももっと手軽に楽しく健康になれるはず!」と考え、管理栄養士として健康づくりに役立つ情報を発信中。

調理のポイント

離乳食の間は、しらすは塩抜きを忘れずに

しらすは、かたくちいわし、まいわし、にしん、うなぎなどの稚魚の総称です。市販されているものの多くは、かたくちいわしの稚魚を塩ゆでして干したもの。乾燥の具合や地域によって呼び名が変わります。
離乳食の間は、しらすは塩抜きを忘れずに
離乳食に使いやすいのは、「しらす干し」「太白」などと呼ばれる半乾燥のもの。塩ゆでの塩加減は大人が「美味しい」と感じる塩加減なので、離乳食を作る時は必ず塩抜きをしましょう。塩抜き方法は簡単。鍋に水を入れて沸騰させ、しらす干しを加えてひと煮立ちさせたら、ザルに上げるだけ。サッとゆがくイメージです。

ちなみに、しっかり乾燥させている「ちりめん」「かちり」などは、赤ちゃんには固め。まだ食べにくいので避けましょう。とはいえ、ずっと避ける必要はありません。歯が生えてちゃんと噛める時期になったら、しっかり乾燥させているしらすも食べさせてあげましょう。固い食べ物は、よく噛んで食べる習慣につながります。

ごっくん期から大人まで、同じ料理を楽しむコツ

離乳食は時期によって食べられる形状が変化します。「ごっくん期」と呼ばれるはじめ時期は、なめらかな食感でごっくんと飲み込めるものを。次の「もぐもぐ期」は、もぐもぐと口を動かせるようになったら舌でつぶせるくらいの固さのものを用意します。

上手にもぐもぐごっくんできるようになったら「かみかみ期」です。歯茎でつぶせる固さのもので、噛む練習を始めます。完了期とも言われる「ぱくぱく期」は「かみかみ期」よりも少し歯ごたえのあるものや手づかみ食べしやすいものを食べさせてあげましょう。

今回のレシピは、「もぐもぐ期」のレシピですが、「かみかみ期」や「ぱくぱく期」の赤ちゃんも食べられます。煮る時間を短くするとレタスの食感が残るので、時期に合わせて調整してみて下さい。「ごっくん期」の赤ちゃんに食べさせるのであれば、濃いめのかつお昆布だしではなく、水か昆布だしで十分に煮て、すりつぶしたものを食べさせてあげましょう。
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